エミュレーター

351ELECの自動セーブデータを直接削除する方法

351ELEC v2.0にしてから本体のスリープや自動セーブが安定したような気がする。
今は基本的に自動セーブはオンにして、ゲームを中断するときは電源ボタンを短く押してスリープ状態にするという使い方をしている。

STARTキー→「ゲーム設定」→「自動セーブ/ロード」→オン。エミュレーターやゲーム個別にも設定できるけど、今は全体でコントロールしてる

もともと携帯ゲーム機用に作られたゲームだと、こまめに中断/再開しながらプレイすることが想定されていると思うのだけど、据え置き型ゲーム機用に作られたゲームはその辺はあまり考えられていないように思う。なので、そのようなゲームを携帯型エミュレーターで遊ぶと気軽に中断できない感じがある。やっぱりゲーム内のセーブポイントでセーブしないと不安。

351ELECをインストールしたRG351Pではスリープからの復帰が安定しているからを解除すれば続きからできるんだけど、自動セーブをオンにしておくとゲームを終了したり、なんらかの現象でシステム自体が落ちてしまってもその直前からスタートできるところが安心。自分としては保険みたいな感じで使ってる。

複数のゲームを進めているときにはセーブポイントでセーブしなくても、好きなところで中断してまた始められるのが重宝すると思う。

ただ、自動セーブをオンにしていると、ゲームを進める過程でちょっと失敗したから前にセーブしたところからやり直そうというのができない。できるのかもしれないんだけど設定画面を探しても見つけられなかった。

今遊んでいるWILD ARMS 2というゲームのプレイ中に画面がバグってしまい、再起動しても自動セーブから復帰するとそのバグった画面まで復帰してしまう。さらに以前のセーブデータをロードしても画面はバグったまま戻らなくて困ってしまった。

自動セーブをオフにして起動すると大丈夫なんだけど、自動セーブのデータは残っているので、次に自動セーブをオンにするとまたバグった画面からスタートしてしまう。

そこで、どこかに記録されていると思われるオートセーブのデータそのものを削除してしまえばいいんじゃないかと考えて探した。

自動セーブのデータは「/storage/roms/savestates」の中にエミュレーターごとに「(ゲーム名).state.auto」というファイル名で保存されているのでこれを削除

削除すると、設定では自動セーブ/ロードをオンにしておいても、ゲームの起動画面からスタートするようになる。そこでゲーム内の機能を使ってロードすれば正常な状態で続行できた。そして次からは自動セーブのポイントからスタートできる。

自分の場合はネットワーク経由で削除したけど、「/storage/roms」はROMのイメージが置いてあるパーティションなので、パソコンにmicroSDを挿して削除するのも難しくないと思う。

GAMESパーティションの中に「savestates」フォルダーがあり、その中に自動セーブのデータが入っている

自動セーブは「セーブステート」という機能を使って実現しているようだ。左右のアナログスティックを同時押しして表示されたメニューの中にある。自動セーブ/ロードをオフにしておき、手動でこのメニューのステートセーブとステートロードを使うのもありなのかもしれない。そのうち検証します。

RG351Pの左右のアナログスティックを同時押しして現れるメニューの中に「ステートセーブ」「ステートロード」がある。これを自動でやってるのが「自動セーブ/ロード」なのだと思う

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