「どこでもWi-Fi」で考えたこと
「どこでもWi-Fi」があったらいろいろ楽しいなと思うんだけど、今のままでもまあいいかと思う自分もあり。
iPod touchは無線LANのないところだと、インターネットに接続できなくて機能が制限されてしまうのを、「どこでもWi-Fi」が大部分改善してくれるわけで、とってもいいのです。Fringを使ったら電話としても使えちゃう。
確かに頭金4800円、月々1980円は安い。
しかし、家、職場、あとは生活圏内のFONとFON-Livedoorで無線LANに接続できる環境で十分な自分にとっては、特別必要でもないかなと感じる部分もあります。
面白そうだから誰よりも先に使ってみたいという気持ちはあるけど。
自分がiPod touchを使ってて思ったのは、iPhoneのGPS機能とカメラ(+インターネット)と使った面白そうなアプリが、touchでは使えないとのがとても残念だということです。
touchでも「どこでもWi-Fi」を使えば、いつでもインターネットに接続できるというiPhoneと同様の環境は手に入れられます。それだけで、touchの能力を大幅にアップしてくれますから、そこに「どこでもWi-Fi」の価値があります。
接続する機器には制限がないというところも、携帯ゲーム機ユーザや、自宅にネット環境が無い人にはいいかもしれませんね。
そうなってみて改めて感じるのは、アップルがiPhoneにGPSとカメラをつけて、touchにはつけなかったという差別化が大きな違いになるということです。納得してtouchを買った自分でも、GPSやカメラの機能をうまく使ったアプリを目の当たりにすると、このすごいアイディアで楽しそうなアプリを使えないのは残念と思うことがよくあります。
ここがアップルのうまいところで、機能が欲しいというのではなくて、アプリを使いたいと思わせるわけですね。
だからiPhoneがすごくてtouchがすごくないかというと、そうではなくて、アップルとしてはどこでもインターネットに接続するには、今のところ電話網を使うしかないからキャリアを利用して使っているだけで、手段はなんでもいいんだと思います。
というわけで、touchにGPSとカメラ機能を付けてくれたらサイコー!という話でした。