Worksアップル系と呼ばれて

ガラスコーティングしたiPhone Xの画面に傷!

連載:イトウアキのアップル系と呼ばれて(最終回)

これからは保護フィルムでいきます

スマホはiPhone、パソコンはMac、仕事先にはiPadを持参し、移動中はAirPodsで音楽を聴いているけど『別にアップル好きじゃないです』と言い張るライター伊藤朝輝がつづるアップルライフ。今回は、ガラスコーティングしたiPhone Xの画面に傷がついたのでディスプレーを交換したお話だ。

硬度9Hのガラス被膜に傷がついた!

あるときiPhone Xの画面に大きな傷がついていることに気がついた。これまで汚れが傷のように見えることはあったが、今回のは違う。クロスで念入りに拭いても取れない本物の傷だった。しかも画面の中央にあって目立つので、使っていてもかなり気になる。

筆者のiPhone Xは約1年前の発売日に購入し、すぐにガラスコーティングを施してもらっている。そのときはスチールウールでこすっても傷がつかないし、金属のはさみで表面をたたいてもなんともなかった。「JIS規格で日本最高硬度の9Hを取得した約200nmのガラス被膜」ってすごいと思っていたのに。いまならコーティングした後に保護カバーを貼る人の気持ちが分かる。

傷の原因は、アルミ製のカードケースと一緒にボディーバッグのポケットに入れていたせいだと思うが、同じようなことはこれまでに何度もあったはず。今回だけどうして?

思い当たるのは、新しいアップル製品を買おうとすると、それまで使っていた製品の調子が悪くなるというジンクスだ。去年は、iMac 5Kを買おうとネットを物色していたら、愛用していたMacBookの電源が入らなくなった。今回も新しく買ったiPhone XRにかまけて、iPhone Xを大切に扱っていなかった。ごめん、iPhone X。

iPhone Xの画面についた大きな傷。ガラスコーティングしていても傷がつくときはつくことを思い知らされた
アルミ製のカードケースと一緒にポケットに入れていたのが原因ではないかと思っている

ウェブ予約はいっぱい、店頭修理は2日がかり

iPhone Xへの償いの意味も込めて、ディスプレーを交換してあげることにした。ということでアップルストア直営店の対面サポート「Genius Bar」の予約を取ろうとウェブで検索したところ、アップル新宿、アップル渋谷、アップル表参道の3店舗とも予約できる1週間先まで空きがなかった。3200円でiPhoneのバッテリーを交換してくれるサービスが年内で終了するので混雑しているのだろう。

こんなときは店舗に直接持ち込むに限る。以前のアップルは、予約なしで修理依頼に来る人たちをかたくなに拒んでいたものだが、最近は当日受け付けの枠も用意してくれているのだ。

訪れたのはアップル新宿。開店から1時間たった午前11時に修理の予約をしようとしたところ、見てもらえるのが夕方の5時以降、実際の修理は翌日以降になるとのこと。半日近く時間をつぶさなければならない上に、翌日以降に再び来店しなければならないわけだ。面倒この上ないが、最速の対応がそれなら仕方がない。「AppleCare+」の対象ということで、費用は税込み3672円だった。

この日は土曜日だったこともあり、アップル新宿は大盛況。スタッフに聞くと、平日なら午前11時の持ち込みでも午後2時までには見てもらえて、当日の修理が可能らしい
交換したiPhone Xのディスプレー。傷は一切なく美しい。これからも大切にするからね

やっぱりガラスフィルムで守る

新品になったiPhone Xのディスプレー。今度こそ完璧に保護したい。がっつり傷がついてしまったガラスコーティングはもうやめる。

今回は周囲に枠が付いたタイプの保護フィルムを貼ってみた。ガラス製のフィルムは曲がらないため、iPhone Xのディスプレーの縁の部分をギリギリまでカバーしようとすると、曲面になっている部分に隙間ができて白っぽく見えてしまう。しかし、iPhoneと同じ色の枠が付いている保護カバーなら隙間が目立たなくなるわけだ。

保護フィルムは、傷がついても貼り替えるだけで済むので安上がり。最近はいろいろなガラス製保護フィルムが出ているので、これからはそれらのニューウエーブを試していく所存だ。

周囲にiPhone本体と同じ色の枠のあるガラスフィルム。これによって曲面部分が浮いていても目立たない
かなりギリギリまでカバーできている。ノッチ部分もカバーしているのでフィット感は満点
愛用している純正の手帳型ケース「レザーフォリオ」と組み合わせると隙間なくカバーできた

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