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99/12/19
ファンク伏見
 仕事中に聞く曲が無い。しょうがないので、高校のころポプソン(ポピュラーソング同好会。軽音楽部みたいなもん)の顧問だった伏見先生の影響で聴き始めたEW&F(Earth, Wind & Fire)のカセットを鳴らしている。く〜、すげくいい。今度、HMVに行ったらCDを漁ることにしよう。EW&FはLet's Groovあたりの曲が有名だけど、あんなにシンセやヴォコーダを導入する前の曲もいいんだ。ってことは、今、聴いて思った。あのころは、あのシンセベースが気持ちよくて聴いていた。
 ファンクミュージックを聴くと、いつも伏見先生のことを思い出す。伏見先生はとてもソウルフルなベースが弾ける人で、その教師らしくない生き方も含めて密かに尊敬していた。本業の英語の教師としては、決められたカリキュラムを全く消化しないで独自に進めていたので、勉強熱心な生徒からは嫌われていたけど、おれとしてはあの授業がもっとも面白い英語の授業だった。Trouble FunkやEW&Fの曲の歌詞が教材なんだもの。
 高校の芸術祭で、おれはミック・カーンのフレットレスベースをコピーして弾いた。ステージの上から、客席の最前列で手足をバタバタさせて大笑いしている伏見先生が見えたときは、とてもうれしかった。

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