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99/11/12
「前のめりになって死にたい」
がんばんなきゃいけないんだけど、うまくいかないので、気合いを入れるために、TSUTAYAで「巨人の星」のビデオを借りた。でえい。
飛雄馬の致命的な欠点に、一徹が気づくあたりの話だった。その中に、一徹が、坂本龍馬の話を飛雄馬にするシーンがあった。子供の頃から、この言葉は強烈に印象に残っているのだが、初めはここでこんなふうに語られるのだったということは、全く忘れていた。当時は意味がよくわからず一緒に見ていた母に聞いたような気がする。なんで、わざわざどぶの中で死にたいんだろうと思っちゃったみたい。
おれの中では、坂本龍馬のエピソードというよりも、一徹の言葉みたいなもん。それから今までも、時々思い出しては、そういうことを考えたことがある。そういうわけで、今まさに、どぶの中を歩いているわけなのだが。
「巨人の星」はコミックスも良いけど、アニメ版はいろいろなサイドストーリーがあって好き。
子供の頃に見ていたときは、一徹がただのこわい父親にしか見えなくて、飛雄馬がかわいそうだったけど、少し大人になってから見たら、全然違った。自分は、巨人の星の中で(新・巨人の星を通しても)、一徹が一番好きな登場人物かもしれない。
それだけではない。今回は、早見でさえ気持ちのいい男に思えてしまった。
王や長島、川上監督も、巨人の星は登場する大人がみんなかっこいい。

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