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99/12/02
Roland UA-30
 RolandのUA-30というインターフェースを買った。Windows用。USBに接続してサウンドを入出力するもの。
 カノープスのDA Port USBとの違いは、アナログの入出力ができること、アナログはギターやマイクも直接入れられることだ。ただしUA-30はSCMSという仕組みに対応していて、デジタルで入力されたものを録音できないという制限がかかっている。DA Port USBはできたはず。
 MacintoshやWindowsのサウンド入力でも、音を取り込むことはできるけど、こういうインターフェースを使った方がすごく手軽。
 これを買った主な目的は、昔録ったカセットテープの曲をCDに焼くこと。ホントいうと持ってるレコードもCDにしたいから、プレーヤ用のPhono端子があれば直接つなぐことができてうれしい。とりあえず、LINEにつなげるプレーヤーを持っているので、それを使う。アナログレコードを光でピックアップするデジタルプレーヤーがあれば最高だ。
 カセットのCD化では、ひとつ問題がある。Dolby-Cで録ったテープがいくつもあり、当時使っていたカセットデッキは壊れて使えないのだ。ミニコンポ、ウォークマン、ラジカセにはDolby-Bしか搭載されていない。もはやノイズリダクションという技術は終わったも同然なんだろうか。MDならヒスノイズはないんだし。
 電気屋のオーディオコーナーには、ちゃんとDolby-B, C対応のカセットデッキが売っていて、しかも3万円以内で手に入る。当時89,800円も出してAKAIのカセットデッキを買ったことを思い出すと夢のようだ。ただいくら安いと言っても、手元にあるDolby-Cのカセットを変換し終わったら、たぶん用なしになると思うと手が出せなかった。しかもフルコンポサイズで、なぜかどれもダブルデッキ。1万円台でシングルデッキのDolby-Cが再生できるカセットデッキは無いでしょうか。
 ためしに、高校のときにバンドの友達と作ったカセットを、UA-30で取り込んでCDに焼いてみた。サウンド編集ソフトでノイズを目立たなくできたりと面白い。4チャンネルのMTRで録りきれずに、ピンポン録音した曲を、その前のデータからパソコン上で合成もしてみた。音の劣化がなくすばらしく生まれ変わった。が、印象は変わる。たぶん、ピンポン録音するときに、ただやるのももったいないので、薄くリバーブをかけたとかそういうところからでる効果も面白かったのかも。ラインで入れずにマイクで拾ってみたり。
 Virtual Sound Canvas 3.0もついているので、サウンドファイルに変換したMIDIデータに歌やギターをかぶせるということも、すぐにできる。Virtual Sound Canvas 3.0は、なぜかハイブリッドで、CD-ROMの中にMacintosh用も入っている。先日、おれが買ったのと全く同じ。これだけで6,000円ぐらいしたのになぁ。

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