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99/09/26
落ち込んだ日
今、書いている本の校正をしに、飯田橋に行った。おれのせいでスケジュールがぎりぎりなので、何も言えない。全部お任せだ。おれは言われるままに原稿を書いた。文章を変えられても、削除されても、再構成されても文句無し。著者はレプリカントいとうだ。
今後はこういうことの無いようにがんばらなくては。
編集部にいたときに、別の連載記事のほうのレイアウトが上がったので、手が空いたときに校正しに行った。建物が違うだけで同じ出版社だから。こっちも、軽く修正されていた。いつもなら何とも思わないけど、前述のことがあったせいか、ちょっとこたえた。たぶんこれだけじゃなくて、スパセレで作品をいじったってことでいろいろあって、そのあたりを直撃したんだと思う。ライターをやってて、文章が編集者の手によって変えられることはよくある。変えられることに対して怒りや憤りがあるわけじゃなくて、その本のノリが読めなかったことや、自分の文章が良くなかったということに、自己嫌悪するだけだ。変えたあと見せてくれて、これでいいですか? と確認があるのが普通なので、それはそれでいいんだけど、おれとしては、いじくる必要のないパーフェクトな文章を書かなくてはいけないんだと思ってる。これは自分の文章に対する自分だけの考え。人に押しつけるものではありません。
もっと文章力を養わなくてはいけないと切実に思った。基本を勉強しよう。

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