QuickcaDiary2003 HOMEPROFILEDIARYBOARDLINKSWORKSARCHIVES

[1996] [1997] [1998] [1999] [2000] [2001] [2002] [2003] [2004]
06/01(sun)-04(wed)
効率のいい仕事〜無職〜ベビースイミング
6/1(日)
 〆切が明日の仕事を開始。ムック誌原稿2ネタで10ページ。1週間かけて書く予定だったのにこんな状況。しかし相性が良かったようで頭の中にはばっちり構成ができ上がっている。というか、本を1冊書くのと雑誌・ムック誌の1ネタを書くのでは構成時の負担が全然違う。本は章ごとにストーリーがあり起承転結のようなものを持たせて、さらに本全体としても1つのストーリーを構成する必要がある。雑誌の原稿は1つのネタで書ききっておしまいって感じ。言い方は悪いが、思いつきで書けてしまう。
 こう考えるとストリーミングワールドの取材原稿は効率悪いなぁ。

6/2(月)
 午前中のうちに、はじめの1ネタ、6ページができた。勢い込んで書きたいだけ書いたので、たぶん6ページには収まらない量。適当にカットしてくださいと添えて入稿した。所定のサイズに納めるのがプロの仕事なのだけど、初めて書く雑誌なので量の感覚がつかめない。多めに書いて編集者にお任せすることにした。それとラフレイアウトを一緒に欲しいということだった。それは編集者の仕事ではないかと思うのだが、EGWORDで適当に作ってファックスした。Quarkで見栄えよく作ることもできなくはないが、そんなことに時間をかけたくなかった。
 ライターを始めたばかりの頃、編集者がレイアウトを先に作って、それに文字数などをあわせて書くということがよくあった(まだDTPが普及していない頃だったのだ)。それを知った編集長がその編集者に対して激高した。ライターに書きたいことをすべて書かせて、それを見てから紙面に収めるようにするのが編集者の仕事だというのが持論の人だった。

6/3(火)
 朝、残りの4ページができた。1日遅れてしまったが、この4ページは〆切が決まってから追加になった分ということで、自分の中では良しとする。それとライター的に「〆切は2日」と言ったら「2日中」ということで自動的に「3日の朝まで」ってことになる? と語尾を上げてみる。てゆうか、そういうことは誰に確認したわけじゃないけど、何となくそんな感じがする。最近は「〆切は2日」と言ったら「2日の午前中まで」ってことにしていきたいと考えてはいる。
 これで予定していた仕事をすべてクリアしてしまったので無職になった。フリーランスは仕事がなかったらプー太郎なのだ。2年ぶりぐらいだろうか。とりあえず少し休もう。
 昼過ぎまで寝て、起きてから家族でみなとみらいに遊びに行った。楽しいっ。何をするにも心に余裕。仕事のことを気にしないで心から楽しんだ。なんてすがすがしいのだろう。仕事のオン・オフがはっきりしていたサラリーマンの頃、土日の休みはこんなだったろうか? いや、あのころは自分のやっている仕事で達成感を得られていなかったから、こんなにすがすがしくはなかったろうな。てゆうか、サラリーマンの最後の5年間、ライターと掛け持っていたから、サラリーマンオンリーの感覚は忘れちまったい。
 David Sylvianの新譜「blemish」が届いた。またも新境地開拓かという感じ。デレク・ベイリーという人がギターと曲で参加してるんだけど、どういう人なんだろう? 知ってる人教えてください。掻き鳴らすという感じのギターが切なくてすごくいいよ。これがまたデヴィッドのヴォーカルに合うんだ。7トラック目「How Little We Need To Be Happy」という曲が、今、マイベスト。

6/4(水)
 実際のところは先日まで書いていた書籍原稿の校正が残っているので、首の皮1枚で職無しではないのだった。午前中に校正刷りが宅配便で届いた。これ以外に仕事はないので速攻でやってしまうことに。
 と、その前に、子供をベビースイミングに連れて行った。今月から行くことにしたのだ。子供を水と親しくさせたいってことが半分、自分たちも水に親しみたいってこと半分。今日は妻が一緒にプールに入った。ウィークデイは母親ばかりだ。そんなことで入らなかったわけじゃないよ。恥ずかしがるほうが恥ずかしい。
 体験コースを含めて今日で2回目。子供は今日も泣き泣きだった。伊藤家に生まれたからには水に入るのが嫌いっていうわけにはいかないのだ。これだけは譲れない。
 家に帰ってから、校正刷りを持ってグラッチェへ。なかなかいい本に仕上がってるなぁと自画自賛しながら校正作業。夕食の時間になったので途中でやめて家に戻った。風呂入れ〜子寝かせのあと、またグラッチェで校正作業。

前の日 Indexに戻る 次の日