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10/27(sun)
CPU全開フルパワー
 まだゴーストライターの仕事。800文字の仕事に悩みすぎ。もちろん文字数やページ数換算の仕事ではないので、いつもの原稿よりはもらえるのだけど、このままではいくらなんでもまずい。しかし、ようやく頭が切り替わってきたらしく、それらしいセリフがいくつか出てきた。これを乗り切れば、この手の仕事もがんばれるかもしれない。

 QT Playerでmpeg2ムービーを読み込むためには、QuickTime 6 MPEG-2再生コンポーネントが必要です。なのだけど、なぜかスパイダーマンDVDでは、これまで自分のやり方でリッピングしたmpeg2ファイルは読み込めなかった。ちなみにこれまでのやり方というのは、8/19と8/5日記に書いてある。8/19のは8/5の改良版。さらに、mpgファイルとaiffファイルのファイル名を一致させておくと、QT Playerでmpgファイルを開いただけで、自動的にaiffファイルも読み込んでくれることがわかったので、今ではさらに1手順少ない。

 ところが「0SEx」で取り出したm2vファイルがQT Playerで読み込めなかった。もちろんファイルタイプを「MooV」に変えてもダメ。仕方がないので8/5の方式で、vobファイルとしてリッピングし「bbDEMUX」で映像と音声に分離してみた。映像ファイルはmpgという拡張子になるが、中身はmpeg2。これはQT Playerで読み込めた。
 音声ファイルは「bbDEMUX」で分離したものではなくて、先に「0SEx」で取り出してaiffまでに変換していたものがあったのでそれを使った。これらをQT Player上で合体させたら、全くズレの無いムービーができあがった(ズレがどんなときに起こるか、どうしたら防げるかについては、まだ解明できていない)。画面サイズも720×404でおかしくない。これをmpeg4で書き出して終わり。

 と思ったら今度は、不正ななんとかがあるので書き出しできないというエラーが出た。どの形式でも書き出せないようだった。映像データをmpeg2で扱うことはあきらめて(まだやりようはあるんだろうけど、前述の仕事にてこずっていて考えている暇が無いので)、「mpeg2DecX」というアプリを使って、vobフィルからQTムービーとして映像を取り出すことにした。自分は日本語音声のムービーを作りたいので字幕は不要だが、「mpeg2DecX」では字幕付きでムービーを取り出せる。残念ながら音声は扱えない。字幕の必要なDVDをリッピングしていなかったので、まだ字幕に関しての研究成果はありません。

 QTムービーにするということは、なんらかのコーデックを使って圧縮することになる。最終的には(なんとなく)mpeg4にしたいので、もう1度圧縮をすることになる。JPEG画像を何度もJPEGで保存を繰り返していると、画質が悪くなるのと同じように、ムービーも汚くなる。なので「mpeg2DecX」で取り出すQTムービーはなるべく圧縮しないほうがいい。と言いつつ、別に自分の興味を満足させるためにやっているだけなので、深く考えずに「Sorenson3」を選んだ。12時間ほどかかって16.7ギガのQTムービーファイルになった。他のコーデックを使ったほうが早かったのだと思う。

 このQTムービーをQT Playerで読み込み、先のaiffファイルを合体させてズレの無いムービーとなったことを確認して、目下mpeg4に書き出し中。エンコードに何時間かかって、どのぐらいのサイズのファイルになるのか、そのあたりに興味があります。こういうことをやりはじめると、パワーのあるMacがいいなと思いますね。

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