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01/06/24
「残念ながら転覆したハーリーはいませんでした」
石垣港で行われたハーリー大会 今日はハーリーのある日。竹富島にいたときから、日曜日はハーリーだ、と周りにいる人は盛り上がっていた。仲盛荘のお母さんは、滅多に石垣島に行かない(それも驚いたが)というのに、今年のハーリーは竹富島の子供たちも出るから見に行きたいと言っていた。
 朝、モスバーガーに入り、新聞で今日行われるハーリー大会の予定をチェックした。モスやA&Wにはなぜか新聞がおいてあって自由に見れるようになっている。
 大会は9時から12時まで石垣港で行われる。はじめの1時間弱は偉い人のあいさつに占められていた。そういうわけで炎天下をぼつぼつ歩き、11時から30分だけ見て帰ってきた。だって暑さでくらくらしたから。
「ボサノバ」のお品書き 昼は「ボサノバ」というしゃれた雰囲気のそば屋で食べた。ここは仲盛荘に泊まっていた女性(岬を教えてくれた人とは別人)が絶賛していた店。うまいことはうまい。オレテキにはちょっと違うかなという感じだった。結局のところ、自分が好みでラーメン屋を選んでいるのと同じで、好みのそばを出してくれるかどうかということなのだ。
 そのあとは昨日のタクシー運転手のおじいの忠告を無視して、竹富島に行き、例の岬で泳いでいた。小さなイカが数匹漂っているのを見ることができた。はじめは2mも近くに行くとすーっと離れていったのだが、30分もすると10cmぐらいにまで寄ることができるようになった。残念ながらデジカメを持っていかなかったので写真は撮れなかった。
 夜、昨日も行った「八重山村」に行ったら、なんと臨時休業! おれの請福どうしてくれるのだ。
 そういうわけで帰りに「裸の王様」に寄って、 アーティストのShimaさんに代わりに飲んでくれるように頼んできた。「臨時休業」はハーリーの日は良くあることらしい。そういった意味では臨時でも何もない。
 Shimaさんから転覆ハーリーが面白いと聞かされて、「残念ながら転覆したのはいませんでした」とこたえたのだが、そうじゃなく「転覆ハーリー」という種目があったのだ。ちょっと恥ずかしかった。コースを往復する途中でわざと転覆させ、海に潜って立て直しその早さも競われる。普段から海に潜って漁をしている「潜り漁」の漁師が腕を競うそうで、それは見応えがあるそうだ。おれが見たのは大会のフィナーレを盛り上げる「上がりハーリー」というもので早さを競うものだった。大会の初めには「御願ハーリー」が行われ「転覆ハーリー」、「上がりハーリー」と続く。朝、スケジュール確認したつもりだったけど、かなりいい加減だったのでした。そんなに種類があるなんて思わなかったから。

 ここまで書いて、今まで書き忘れていたことがあったのに気がついた。昨日は「八重山村」に行く前に、石垣牛焼き肉の店「やまもと」に行ったのだった。去年来たときには2回も行ってしまったぐらいなのだが、この焼き肉はホントにうまい。おれが思ってるだけじゃないよ。肉嫌いの人が今まで食べれなかった分を取り返すように、むさぼり食う姿を目の当たりにしたぐらいなのだから。
 それから「裸の王様」というのはアクセサリーショップで、Shimaさんと奥さんが二人でやってる。ここも去年も行き、おれが普段しているココヤシとタカセ貝のブレスレットを買った店。一年身につけていていい色になったココヤシを見てうれしそうにしていた。貝を磨いてくれて、金具の緩んでいるところを締めてくれた。

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