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00/09/30
今日から石垣島6泊7日
 当初の予定では8泊9日だったのだが、先日のトラブルで2日削ってこんな感じ。
 飛行機代はサラリーマン時代の出張でためたマイルを使うのでタダ。今年中に使わないと失効してしまうというのが、今回の旅行を思いついた発端だ。それと、今年の夏のやり直し。
 2週間ほど前に予約をしていたのだが、飛行機に空きがあればホテルになし、ホテルに空きがあれば飛行機が満席となかなかうまい具合にいかない。しかもANAには羽田からの直行便が無いらしいので、沖縄か博多で乗り継ぐ必要がある。往復を考えると4機分の空席を確保しなくてはいけないのだ。Webサイトで空席状況を確認できるのは便利ではあったのだが、この乗り継ぎの路線はサイトから予約することはできないのだ。どういうことだ? そういうわけで、ANAの予約センターとホテルを交互に電話して、どちらもなんとか確保した。

 朝は6時半起きて、7時には市営地下鉄に乗っていた。京急を使うなら、うちから約1時間とみていれば、ほぼ間違いないようだ。
 羽田で自動チェックインしようと思ったらエラーが出た。カウンターに行ってみると、上原さくら似のスタッフの係員がていねいに手続きしてくれた。何も問題なし。搭乗口は15番で、大阪行きと同じだ。出張のときにもよく使った。

ANA81 那覇空港へは8:25発のANA81。久しぶりに窓際に座った。「世界一安全な翼、ANA」だの「南の島の青い空に広がる真っ白な雲のじゅうたん」などという臭いセリフで、乗客から笑いを取っている機長のあいさつの間も、メグ・ライアンが出てる映画をやってる間も、ずっと窓から外を見ていた。奄美大島、与論島、沖縄本島、宮古島、多良間島、と地図と照らし合わせて確認しているうちに、石垣島に着いてしまった。ハンバーガー計画だかなんだか知らないけど、こっちから何も言わなかったら何ももらえなかった。


N26°12’29.65”、E127°38’57.11” 那覇空港には10:55頃に到着した。暑い。Tシャツの上にきていたものは、ここで脱いだ。石垣行きのANK433は11:15発で、すでに搭乗が始まっていた。チラッとだけ新しい沖縄空港を見てから、すぐに飛行機に乗り込んだ。200人も乗れないぐらいの小さな飛行機で満席。ANKの乗務員の制服はとてもかわいかった。ANAも好きなので、ANA系は好きっちゅーことだな。ちなみにJALのは嫌い。


空港線バス石垣空港 石垣空港で荷物を受け取って外に出たのが12:20。空には積乱雲。石垣島は秋が暑いのではないね。まだ夏なのね。
 ほとんどの乗客がツアーのバスやレンタカー、タクシーで空港を離れていくところ、おれは10分ぐらい待って空港線というバスに乗り、離島桟橋にあるターミナルに到着した。


 空港とターミナルは200円。約20分。そこから川平(かびら)リゾート線というバスに乗換れば、宿泊先のシーマンズクラブに連れていってくれる。これが700円。ところがどういったわけか、空港線と川平リゾート線を5日間乗り放題1,000円というバカ安のパスがあった。離島桟橋とホテルを1往復しただけで元がとれてしまう。迷わず買った。

八重山そばA&W その後、軽く昼食とするため、「そば処まーさん道」で八重山そばを食べた。500円。とても自然な味。川平リゾート線の時間までまだあるので、A&Wのハンバーガ屋で休憩。ルートビアうまいではないか。今の今まで嫌いだったのに。
 バス乗り放題はいいけど、本数が少ないな。


 結婚は魂の訓練。愛は心の傷。ユング心理学のなんとか教授が、バスの中のラジオでそんなことを言っているのを聞きつつ、1時間もかかってホテルに着いた。ルームNo.は307。


底地ビーチの魚 まだ、15時過ぎだったので、ホテル近くの底地(すくじ)ビーチで、3時間ほどシュノーケリングで遊んだ。魚がいっぱい。全然いないなと思って後ろを振り向くと、魚の群。なんでおれの後についてきてんの? 潮がちょうど引いている時間で、いくら沖まで行っても膝上ぐらいにしかならなかった。


 シュノーケリングをする前までは、今日はホテルを離れないようにして、食事もホテルのレストランで取ろうと思っていたのだが、部屋に戻っても18時だったこともあり急きょ変更。石垣初日をこのままホテルで過ごすのはつまらないということで、19時のターミナル行き最終バスで離島桟橋付近に向かうことにした。石垣島では、この離島桟橋付近が繁華な場所なのである。そうだ、繁華街の土曜日だから、盛り上がりもよいのではないかとも思ったのだった。
 街の雰囲気が、延岡出張時代に味わったものに似ている。あれの5倍は広くて繁華だけど。島料理にするか、石垣牛を食べるかを迷ってうろうろしたのだが、石垣牛炭火焼き肉の「やまもと」という店に入った。肉厚なのに口の中でほぐれるハラミ、うまみのあるゼラチン質がまわりにたっぷりついたテッチャン。石垣牛ってすごい。店の主人が自身満々で最高と言っていたのも頷ける。しかも盛りが多い。カルビ、ハラミ、テッチャン各1で腹いっぱい。



カウンター席はソファーボトル そのあとは泡盛が飲めるショットバー「Bule Cafe」へ。「沖縄ツーリスト」の向かい側にある。カウンター席が全部ひとりずつ座れる肘かけ付のソファーで、実に座り心地がいい。場所を取るので広いカウンターなのに7席。八重泉5年(700yen)ロックと島野菜のピクルスを頼み、追加で請福10年(900yen)ロック。BGMはレゲエで、内側にトリップ気味。自分の世界に入ってしまう。気持ちいい。こうやって書いているとPalmの緑のバックライトがきれい。


 「Blue Cafe」を出てから、東海タクシーを探す。シーマンズクラブの契約タクシーなので、3,000円でホテルまで帰れると、ホテルを出るときにフロントの人が教えてくれたのだ。それも、「タクシーで帰ったらいくらぐらいかかりますか?」と聞いたから、そういう話になったわけで、この旅はこういう旅なわけだ。
 タクシー会社の電話番号も聞いていたのだが、「沖縄ツーリスト」の前を通りかかった東海タクシーの運ちゃんと眼が合い停まってくれた。シーマンズクラブに行きたいことを告げると、「うへへ、ホテルで聞きました?」なんて調子で、運ちゃん自ら3,000円で行くことを切り出してきた。
 川平に入ったあたりで3,000円を超えそうになり、運ちゃんはメータを切った。もらった領収証には3,030円と書いてくれた。3,000円というメータは無いのだそうだ。気が利いてるなぁ。

 部屋に戻ったのは1時を回っているぐらいだった。少々、胃がもたれた感じだけど、シャワーしてすぐに眠った。


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