Quickca Pasocom History 1

1986
YAMAHA CX7/128
生まれて初めて触ったパソコン。MSX2。標準で4オシレータのFM音源とMIDIインターフェースが装備されていた。同時にヤマハのシーケンサソフト、専用MIDIキーボードを買い、DTMをはじめた。作成したファイルは接続したラジカセのカセットテープに、ギーギーガーガーピーヒョロ〜と保存していた。初めて買ったゲームはGRADIUS。
1987
YAMAHA YIS805/256
性懲りもなくMSX2を購入。当時キーボードと本体が分離した「ちゃんとしたパソコン」風のMSX2が各社より発売された。FDD2基搭載。友人に「なんでPC8801mkIISRにしなかったの?」と言われた。同じぐらいの値段だったのだ。ここで88を買っていたら、今の自分はなかったはずだ。
MSXマガジンを通じて、京都にいる友人と仲良くなり「めぞん一刻 MSX Version」というサークルに入れてもらった。副会長という肩書きで会報を作るようになった。その時使っていたソフトはHAL研究所のHALNOTEという統合ソフトで、大学の卒論もこれで書いた。化学系の論文は化学式を書く必要があるので、当時のDOS系ワープロではムリ。普通は切り張りもしくはその部分だけ手書きをしていた。世界的にはMacintoshが使われていたが、日本では一般的ではなかった。しかし、唯一、MSX2のHALNOTEならできた。このとき「Macintoshが欲しい」という気持ちが芽生えた。
1989
Panasonic FS-A1WX
MSX2+という規格のマシン。MSX, MSX2, MSX2+の規格はZ80Aという4MHzのCPUを使っているんだけど、A1WXはあるコマンドを入れると6MHzで動くという裏技があった。ひょっとすると6MHzのZ80Bが入っていて、それを4MHzで動かしていたんじゃないかなって思う。たった6MHzだけど4MHzから考えると1.5倍。ゲームのBGMがめちゃくちゃになったりと、いろいろ不具合はあったけど、HALNOTEは確実に速く動いてくれた。
1990 3 Apple Macintosh SE/30
塾講師のバイトで貯めたお金をすべてつぎ込んで、憧れのマシンを購入。漢字TALK6.0.2の時代でメモリは2MB搭載。FDモデルというものを買い、ハードディスクはQuantumの80MBのものを内蔵。純正は40MBのハードディスク搭載が最大だった。KeyBordはApple Keybord(E)を購入。今は自慢のお宝。同時にGCC WriteImpactという360dpiのシリアルドットプリンタとEGWord4.0+EGBook1.3を購入。あわせて100万円払って、2000円お釣り。はじめは110万円を超えていたが、おれが学生であるということがわかると、店長は一気に値引きしてくれた。
主としてSuperPaint2.0, EZ Vision2.0, EGWord4.0を使っていた。
その後、漢字TALK6.0.4でマルチファインダーとなったタイミングで1MB SIMM 4枚を5万円ほどで買い増設。スロットの関係上、すでにある256KB SIMMを4枚抜いたところにさすのでトータル5MBとなった。
1993 6 Apple Macintosh PowerBook Duo230
メモり4MB、ディスク80MB、ExpressModemなしを約26万円で購入。その後、8MBのメモリカードを増設してトータル12MB。ExpressModem内蔵。HDDを250MBのものと交換。
周辺機器としてFDD、FDD MicroDock, Ether MicroDock, SCSI MicroDockを購入。
信頼できる友人にゆずった。
1994 10 Apple Newton MessagePad
幕張メッセで行われたイベントで、ラディウスのノンリニアビデオ編集システムのデモンストレータをした。その依頼主がOMP(Original MessagePad)を持っていて「使わないから」ということでもらった。電源が弱く、メモリカードを挿すと非常に不安定になった。日本語を使うためのUniFEPはメモリカードが必須なので、非常に具合が悪かった。
1995 1 Apple Macintosh LC630,
SONY CPD-15sf7
上記の「依頼主」を経由して購入。いろいろなことがあって結局、本体+ディスプレイ+Videoカード+TVチューナー+ExpressModemカードが10万ぽっきりで買えた。
1つしかないメモリスロットに購入時に16MB SIMMを増設してトータル20MBで使用。これで十分だった。父にもらわれた後、分解された。
10 Apple Newton MessagePad120
秋葉原のMAXBUGで輸入版を購入。MessagePadのすばらしさがやっとわかった。
1996 2 Apple Macintosh Performa6210
PPCマシンが欲しくなり、LC630の拡張ボードを流用できるということで購入。2つのメモリスロットに32MB SIMMをそれぞれさして64MBで使用。すぐに性能が使用に耐えなくなり、エントリマシンは長く使えないということを悟った。
これも父にもらわれた後分解された。父はたいてい最後は分解する。
5 Apple Macintosh LC475
友人がPioneer GX1を購入したためにいらなくなったLC475を譲ってもらった。当初はSE/30筐体にロジックボードを入れる予定だったのだが、本体のデザインが気に入って会社で使うことにした。32MB SIMMを増設しトータル36MBで使用。会社のLANに接続するため、PDSスロット用Etherカードを購入。現在(2002/10)電源を入れても起動しない。押し入れの中にしまってある。
7 TOSHIBA Libretto20
なんとなく面白そうだったので買ったが、購入後、半年はほとんど使わなかった。Windowsだったし。1997/5頃より会社の仕事で出張することが多くなり、PHSのデータ通信で活躍し始めた。
PB2400購入後、全く使わなくなり、持っているだけでも邪魔くさいので、FDDや大容量バッテリーなど一式を信頼できる人にあげてしまった。
8 Apple Macintosh PowerBook Duo280c
メモリ16MB、ハードディスク340MB、ExpressModem内蔵。 友人がPowerBook Duo2300cを購入する際、持っているDuo280cをアップグレードするか、新規に購入するかで悩み、結局おれがDuo280cを買い取り、それを2300c購入の資金にすることとなった。このとき奥さんだった人にあげた。今どうなっているかわからない。
12 MicroMac Technorogy Diimo030
SE/30のCPUアクセラレータボード。MP68030/50MHzが載っている。SE/30はMP68030/16MHzなので単純に言って3倍弱の高速化。同時に4MB SIMM 4枚を25,000円で購入しトータル20MBとした。SE/30をサポートする最後の漢字TALK7.5.5をインストール。もったいないことに、ここまでして現在は飾りもの。とりあえず今(2002/10)でも使える。
Apple PowerMacintosh 8500/150,
EIZO FlexScan E57T
Performa6210は結局1年も使えなかった。マシンを長く使いたかったので、Performa6210の教訓から最高スペックのPM8500/150を購入。32MB DIMMを4枚増設して144MB、VRAM 4MB。非常に快適になった。
ディスプレイは良いものを買った方がいいと人に言われ、その人の勧めるものを買った。使ってみて目から鱗。きれい、目が疲れない、結果的に能率が上がる。会社の98で使っているディスプレイが最低だったことがよくわかった。ディスプレイこそ、お金をかけるべきだと痛感した。
1997 1 AppleII GS Keybord(used)
秋葉館で見つけ19,800で購入。Macintosh本体は変わってもキーボードはずっとApple Keybordを使い続けてきたが、ここでGS Keybordに変えた。
5 Apple Newton MessagePad120, OS2 Update
MP120のROMをOS2.0にアップデート。同時にUniFEPも2.0になった。しかしMP120はシステムヒープが1MBしかないため、お世辞にも快適とは言い難くなった。
6 NEC Aterm IT55DSU
ISDN開通。
7 PalmPilot Professional
IKESHOPで購入。MessagePad120の用途はすっかりこれに置き換えられてしまった。自分にとってはどんな手帳(紙)、どんなPDAよりも使える。
9 Apple Macintosh PowerBook2400c
MacAcademyで購入。64MBメモリカードを搭載して、合計はフルスペックの80MBとした。2週間後に発売されるMacOS8(J)が待ちきれず、購入後すぐにMacOS8(E) + JLK1.2 + LKU for MacOS8をインストール。よく利用するアプリケーションの中に相性の悪いものがあったので、MacOS8(J)が出たらすぐに再インストールした。
12 OLYMPUS 640MO TURBO
注文した直後にOLYMPUS 640MO TURBO IIが発表され結構ショックを受けた。
CANON CanoScan 600
初のフラットベットスキャナ。スキャナって動作音が非常にうるさいということを知った。
OLYMPUS Camedia C-1400L
年末のコミケのコスプレ撮影が初めての活躍。画質に満足。
OLYMPUS Camedia C-420L
スナップショット用。非常に贅沢なデジカメのダブル体制が整った。
1998 1 Quantum SE-8400S
8.4GBのSCSIベアドライブ。IKESHOPで購入。PowerMacintosh8500に内蔵した。
その後、味を占めて、ほとんど捨てるつもりだった外付けの1GBハードディスクも中身を取り出しPowerMacintosh8500に内蔵。
2 Interware Booster750/233
PowerMacintosh8500のプロセッサカードをG3に交換。速い。表示が速くなったので体感速度は3倍以上か。まだまだ、現役で使える。やっぱり8500にしてよかった。
5 SONY VAIO PCG-505EX
Windowsが動くマシンが必要だったので買った。MMXPentium/233MHzなのに遅い。たぶん、メモリが32MBのせいだと思う。ちゃんと使うには64MBにしないとダメだろうな。その64MBが最大搭載可能メモリ量なんだけど、それでほんとにいいのか?
後日、メモリを自分で増設。64MBになった。
8 ATI Xcraim 3D(8MB)
PowerMac8500にATI社のグラフィックアクセラレータXcraim 3D(8MB版)を導入。37,000円。めちゃはや。G3にしたときにも速くなったと思ったがさらに速い。1600×1200の画面でフルカラーが出せる。
64MB DIMM * 2
PowerMac8500にメモリを128MB増設。全部で272MB。64MBのDIMMは1枚8,200円だった。PCIスロットにグラフィックカードをさしているおかげで、さらにメモリ増設が大変になっていた。
9 PC/AT Compatible
急にPCを組み立てたくなったので、前から興味のあったNLXタイプのマザーボードで作る省スペースのデスクトップパソコン用に部品を買って組み立てた。後日、グラフィックアクセラレータ用の増設メモリ4MBを追加。SCSIカードをPCIスロットに増設。もう空きスロット無し(^^;
MN128-SOHO SL10
作ったPCからもインターネットにつなぎたかったのと、パソコン環境をLAN化した方が便利だと思ったのでダイアルアップルータを導入した。
NUpewr G3 2400/240/512k
PowerBook2400c/180を念願のG3化。パワーアップしながらとは言え、同じマシン(しかもお気に入り)をながく(しかも他の現役マシンには全く引けを取らずに)使えるのは幸せ。
11 ADM-96MPB24
PB2400用の96MB増設メモリ。オンボードの16MBと合わせて112MBとなった。32MB増えただけでも快適。
Appleの公表する情報では、64MBまでしか増設メモリを認識しないということであったが、ADTECが独自に調査して96MBまでなら認識することがわかった(当初128MBまでいけるという噂があった)。PB2400は本体購入時に64MBの増設して80MBとして使うのが当たり前のようになっている。いったいその内の何人が64MBを捨て96MBを購入するかわからないのに製品化するという心意気。
DADA-26480-6.4GB
PB2400に内蔵されていた1.3Gのハードディスクを6.4Gのものに交換。Linuxをインストールしようとか、パーティション分けを考えるのが面倒なので、まるごと1つのHFS+にフォーマットした。広々。
CitiDISK for Mac
PB2400の本体から抜き取った1.3GBのハードディスクはCitiDISKというPCカード接続できるケースに入れて利用。内蔵するどらいぶにもよるらしいが、今回内蔵したディスクはPCカードからの電源だけでも動作するのでACアダプタを使わなくていいのが便利(kろえはサポート外の使用方法)。
Palm 2MB Upgrade
これはSIMMのようなカードを1枚差し替えるだけで、メモリを1MBから2MB、OSをPalmOS 2.0から3.0、本体にPaimIII仕様の赤外線ポートまで付けてくれる夢のようなアップグレードカードだ。日本語変換用の辞書大きなものに交換できて、さらに使いやすくなった。