Quickca Fight Nov 24-Dec 21
年末の思い出し日記その1

11/24
 TのMさんから「MacFan Internet」の仕事を紹介された。以前からMacintosh専門誌に文章を書くのが夢だったので、少し悩んだが引き受けることにした。なぜ悩んだかというと、別の仕事を抱えている上に会社の仕事も忙しいからだ。でも、夢のためにさらに無理してでもがんばろうと思う。
 編集部は九段下にある。G社もK社もここにありよく足を運ぶため、だんだん土地勘ができてきた。
 内容は初心者向けのページで「今年こそホームページを作ろう」というものだ。タイトルからもわかるように新年号の企画だ。初心者向けの記事、そしてホームページを作るという記事は何度もやったことがある。と、安易に考えていたのがいけなかった。緊張感がいつの間にか無くなっていたのだ。後日、おれが考え無しに書いた個所はすべて指摘され書き直しを依頼された。
 初心を思いだすことができてよかった。一日ほど自己嫌悪に陥ってしまったが、そう思い直すと共に、この仕事を始めたときのようなやる気が出てきた。

11/30
 会社で臨時朝礼があった。経費削減と、もうからない仕事はするなという話を事業部長から聞かされた。
 それなら大ユーザ様の大規模物件のほとんどはやめなくてはいけない。でもそんなことは言わない。それはオーケーなのだ。そしていくら赤を出しても大規模ユーザを担当した者は偉くなるのだ。こつこつした仕事で、その赤を埋めるために仕事をしている人もいるのにだ。

12/2
 ビッグサイトに行った。今日から3日間、なんちゃらフォーラムというのでデータウェアハウスの展示を行う。そのセッティングのためだ。オシャレにレイアウトした東館の一角で、展示内容の説明員をする。
 一日目は非常にばてた。ただ、立っているだけがこんなにつらいとは。おれはCG関係の本の仕事で、ここのところ連日徹夜気味だったからかなと思っていたが、一緒にやっていた二人も同じことを言っていた。動き回っているほうがまだ楽かもしれない。風邪でのどが痛かったのが、さらに悪化した。
 具合が悪かったので、この日は仕事をしないで眠った。

12/3
 自分たちのコーナーのすぐ近くにすごく面白いプレゼンをやっているブースがあった。コンパニオンが普通に製品の説明をしているところに「反町くん」という名前の情けないサラリーマンが「紀香せんぱ〜い」と泣きついて来る。ここから芝居になるのだ。反町くんは、幹部プレゼンで失敗して帰ってきた。そこに紀香先輩が今まで説明していた製品を使って施策を練るわけ。芝居をしていると思ったら、突然コンパニオン口調に戻って説明をし始めたり。考えた人もすごいがこれを演じるコンパニオンもすごい。とても面白かった。
 夜、新木場駅そばのサブウェイでSシステムのT氏と打ち合わせ。Windowsネタで書籍の企画書を出していたのが、編集会議を通ったという。二週間ほど前から何度も書き直しを依頼されて、軽い気持ちで受けて失敗したと思っていたやつだ。終いにはどーでもいいやと思って、ぞんざいな気持ちで書いたバージョンがウケたようだ。今は結構気に入っている。また、スケジュールがきつくなるので困ったが、今はいろいろチャレンジしたい。

12/11
勝丸ラーメン  データースマートというデータベース関係のパッケージのセミナーを聞きに六本木に行った。この時の司会者が非常に独特な話し方をする人で非常に興味かった。セミナーの内容は特に面白くなかった。
 帰りに勝丸ラーメンでチャーシュー麺を食べた。チャーシュー麺って千円なんだよなぁ。高いなぁ。げんこつ屋でチャーシュー麺食べたら、その上を行く千二百円だけどさ。

12/15
 月一回のデータウェアハウスセミナーでプレゼンとデモをやった。自分のやっているネタに飽きてきたので、アドリブをどんどん入れていたら、元の流れに戻れなくなってしまった。わはは。

12/17
 有楽町にある冷凍食品の会社でデータウェアハウスのプレゼンとデモをやった。普段、3時間半でやっている内容を1時間でやれと言われた。おれの持ち時間は20分で、普段は一時間でやっている。なんでこんなことになるかというと、相手がその会社の役員たちで3時間も時間をとれないというのだ。だから1時間でわかるように説明しろと言う。他人に合わせようとは思わないわけだな。おまけに「データ」は「情報」、「データベース」は「情報を蓄積したもの」、「サーバ」は「機械」と言った形で言い換えて欲しいという。面白すぎ。どうしろって言うの?
 とにかく、やるだけやるしかない。普通は途中で時間を見計らってペースを調整するのだが、今回は初めから全力疾走。1時間が20分になっても疲れ方は同じ。てゆーか、それ以上だった。

12/18
 朝からずっと2wayシートってのを書いていた。業務および会社生活で普段考えていることを自己申告するための仕組みだ。異動したいとかそういうことはここに書く。最終的には人事部まで上がる。これを書くのは毎年非常に憂うつ。決まったフォーマットで書くのだが、その項目について考えていると、非常に嫌な気持ちになるのだ。できあがったのは夜の11時。上司の机の上において退社した。

12/20
 Winsdowsネタの書籍で「カンプ」というものを作るそうで、そのための原稿を書いている。文章と画像を本と同じようにレイアウトするから8ページ分ぐらいくださいと言われたのだ。できあがりのイメージを見るそうだ。へぇ、そういうもんなのか。ところで「カンプ」ってどういう意味?

12/21
 大阪出張。今回から関西でもデータウェアハウスの定期セミナーをやることになったのだ。
 7:45amの飛行機に乗る。飛行機だと1時間もかからないで目的地の空港につくが、ドアトゥドアを考えると新幹線でも同じ。逆に早いかも。でもなんで飛行機に乗るかというと、うちの最寄り駅である稲毛海岸駅から空港バスが出ていて、それの乗りさえすれば羽田空港に着くというのが楽でいいからだ。あと、マイレージね。今、58,328ポイント。同行する上司は子供のためにポケモンカードを集めたいのだそうだ。
 現地(OBP)には10:30amに到着した。セミナーの中でおれが話しているテーマは超高速大規模データベースの話で、デモでは千百万件の売り上げデータを使って検索を行うのだが、出席者はどう見てもそんな大量データを扱うようには見えない。デモすればするほど、引いていくのを肌で感じた。だからってどうしろっていうの。これしかネタはないんだから。なんか非常時のネタを考えておこう。ふふふ。
 セミナーは時間通り4:30pmに終わった。帰りは6:00pmの飛行機なので、すぐに出ないとやばい。こんなときに限って質問がきた。20分ほど足止めを食らって、逃げるように会場を出た。道が混んでいなかったので空港へのバスが時間通り到着してなんとか間に合った。今回もおいしいものを食べることができなかった。ま、飛行機を遅らせればいいんだけど、早く帰ってやらなくちゃいけないことあるし。