VAIO505EXはCPUがMMXPentium/233MHzなのに全然速くなかった。たぶんメモリが32MBしかないせいだと思ったので増設することにした。
VAIO505のメモリは専用で、増設するときはソニーのサービスセンターに依頼しないといけない。さらにそのためには半日ぐらい預けないといけないらしい。先日、秋葉原をうろうろしているときに、LaOXのザ・コンピュータ館では取り付けもやっていて、所要時間30分と書いてあったことを思い出して、頼んでみることにした。
「お客様のVAIOはうちで購入されたものですか？」
「違います」
「保証の関係で、うちで購入していただいたVAIOしかメモリ増設できないことになっています」
とのことだった。
LaOXでの取り付け費用は2,000円なのだが、ソニーにやってもらうと6,000円だ。ま、作業費用としてそのぐらい取るのは、クイックガレージのNCRでもだいたい同じなので、納得するとしても、半日もかかるなんてのは解せない。困ったなぁと思いつつ、メモリを19,800円で買って店を出た。秋葉原には「VAIOサービスステーション(03-5818-0523)」があったが、もうやってない時間だった。
そういうわけで、自分で取り付けることにした。増設メモリカードは2枚1組で32MBになっている。1枚だけの増設はできない。増設の仕方はメモリカードの中に入っている説明書に図入りで描いてあった。本体バラさないといけないぐらい大変なのかなと思ったら、本体裏の切り欠きを開けるだけでいい。図を見る限りでは、ただ差し込むだけだけで、難しい作業ではないみたいだ。
切り欠きは普通のドライバーで簡単に開けられる。封印があるわけでもない。中を見てスペース的に取り付けが難しいとか、テクニックを要するなんていうのだったらやめようと思っていた。
確かにメモリのスロットとメモリカードの接点は細かい端子がびっしりとならんでいたが、それだけだ。取り付け位置があっていることを十分に注意すればよさそう。差し込む位置に、メモリカードをそーっと置いて左右に軽く動かすと正しい位置に決まったので、指でゆっくりと押し込んだ。ちゃんと差し込めたどうは「くっ」という軽い手ごたえのあるのでわかる。左右に「浮き」が無いかを確認しておしまい。これが6,000円かぁ。
自分でやっちゃいけないって言うなら、裏にこんなにかっこわるいフタを付けないで、一枚板にするべきだよ。今でも、サービスセンタにやってもらわなきゃいけないんだから、ユーザにとっては同じことでしょ。
64MBにしたら、32MBのときとは見違えるほど速くなった。商売柄、他人にはメモリが十分にないとWindowsは遅いよと言っているが、これほどとは思わなかった(^^;
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