朝の電車、女子高生の集団がうるさい。
「卒業したって感じしないよね」
「飲む人、飲まない人出るから、いちお、3000円」
「こういう人いるじゃん」
「2時ぐらいから」
「あと、あれでしょ」
「じゃ4時にする?」
「B組も4時だって」
「この間、どこで飲んだの?」
「すずめのお宿とか一兆」
「この間のホームルームでせんせーとか言っちゃって」
「あ、家で招待状かいてる」
「進藤先生と飲んだらちょーおもしろそ」
「こんな場所で飲んでんじゃねーぞって」
「タバコとか吸ったりして」
「わたしはいいんだよとかいって」
「昨日、うちのおとーさんTMレボリューション見て、こいつやばいんじゃないって思いっきし、言ってた」
「でもね、男が女みたいにいなって、女が男みたいいになるのって病気なんだってテレビでやってた」
「誰かすぐ鏡出ないの?」
「十六茶のばばあ」
「ファンデーション用のしかないって」
「スピロヘーターなら知ってる」
「あけみちゃんワキガだから」
「鏡と鏡でこーんなことやるよね」
「トイレ行きたい」
「マック食べたところからぼーこー破裂しそう」
「朝マックちょーうまいよ」
「サダ、なんか、ぶりかえしてない」
「あのあれがよかったよね」
「ちょーやりてー」
「変な名前だよね、まいはま」
「なんのよーでもないくせに電話してくんじゃねーよ」
「ダダ星人、ダーダー」
おめーら、ダダは星人じゃねーぞ。
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